@snzai のつぶやき:

ロボットプロレス「できんのか!10」観戦記【入場編】

 今年最後のロボットイベント、今年最後のロボットプロレス!

 2011年のクリスマスのこのよき日に、築地本願寺ブディストホールにて、ロボットプロレスできんのか!10が行われます。いろいろ聞きたい事はあると思います。思いますが、どうしてこういうことになったのか、世の中ってわりと不思議です。

 

 会場は16時30分、開演は一時間後の17時30分。いよいよ開場時間を迎えて観客席へと入りました。ホールの上にはずしーんと堂々たるリングが鎮座しています。いろいろなんだか、この満ちあふれる違和感。大丈夫でしょうか。諸注意が行われ音楽が鳴り響く中、心静かに開演の時間を待ちます。

 

 本日行われるのは以下の七試合。

 

第1試合:ワンダーフォー vs 雪風

第2試合:ワルー vs ワン美

第3試合:ゼルファー vs おさる

第4試合:時間差バトルロイヤルマッチ

第5試合:くまたろう vs キングカイザー

第6試合:ナガレゴールド vs サンダーボルト

メインイベント:サアガ vs モンスター

 

 気になる注目のカードは。ワン美が諸事情で来られなくなったと言う第二試合。ロボスポットから中継で行われるとのことですが、なんだかこれ、かつてのキノピーの試合を思い出すわけなんですが、どうなっちゃってるんでしょう。

 そして第五試合、くまたろうと対決するのは、なんとキングカイザー。あのキングカイザー。新規外装で気合の入ったパワーアップぶりを見せている、と話に聞いたんですが、なにゆえか相手はくまたろうなんですよね……。

 漏れ聞く事前情報に楽しみだったりびくびくしたりしつつ、試合開始まであと20分ほど。しばし戦斗開始の時を待ちます。

 

 さあ1分前。皆さんの動きも慌ただしくなってきました。いよいよ大会開始の頃合いです。松田さんのアナウンスで、会場が静まります。

 来ました、オープニングテーマ。重厚な音楽が鳴り響き始めます。さて、ファンファーレから。ブザー。オープニング映像が出てきます。

 これまでの試合のハイライト、松田さんのナレーションに乗せて、できんのかのオープニング映像が流れ始めます。試合紹介、第一試合から順にカードの紹介。東京ドームで開催する、と言う夢を語る総統。そして映像はキングカイザーに! さらにBGMが切り替わってくまたろうが。そしてメインイベント、サアガvsモンスターが紹介されます。

 地響きのような低音とともに映像が終了、そしてゴングとともに、いよいよ試合開始です。

 

ロボットプロレス「できんのか!10」観戦記【第一試合~第四試合】

第1試合

ワンダーフォー vs 雪風

 

 さあ、軽快なテーマが流れてきた。実況松田さんと解説TOBBYさんの自己紹介のあと、レフェリー・ファントムの待つリングの上にまずは雪風が上がってきた。雑伎団出身と言うプロファイルとともに軽快な登場。そして続いてワンダーフォーが、ビートを伴いリングに上がって入って来ました。

 できんのか初挑戦の雪風を、ワンダーフォーが迎え撃つ、と言うスタイルのこの試合。コーナーに背を預けた雪風が立ち上がり、試合開始。

 1ラウンド3ノックダウン選手の格闘技ルール。まずは挑発するワンダー、いきなり雪風、距離を取って腕を下についた、両腕倒立だ、逆立ちした。脚を広げて開脚倒立、着地して綺麗に立ち上がった。ワンダーが待ち構えるところに、また逆立ちを見せる。寄ってきたところに着地。パンチを繰り出すワンダー、雪風、距離を取ったところにワンダーが突っ込む、掴みに入る、詰め寄り、しかしこれは外れた。雪風も姿勢を下げてからの打ち上げ、両腕を連打しながらワンダーが詰める、スリップで転倒。雪風は様子を見ている構え。

 さあ、雪風の背後を取りに行ったワンダーフォー、掴みに行った、雪風が腕を繰り出して止まる、これはダウンだ。絡めた腕を引きよせて両者倒れた。引き倒された恰好で、雪風のダウンとなった。これで1-0。

 再開、正面から詰める、大技が出た。駆け寄りざまに前転浴びせ蹴り、ワンダーが吹き飛んで倒れ、頭がロープに引っかかった。ちょっとバランスが崩れたか、ワンダーがスリップし、また首がロープに絡んでしまう。

 さあ分けた、起き上がるワンダー。さあファイト、詰め寄るワンダー、雪風がしゃがんで突撃を食い止め、カウンターで突きを入れてダウンを奪い返す。これで1-2。

 雪風有利のカウント、横突きを繰り出すワンダー、これは凌いだ。雪風、正面に捉える、両者投げともにを狙っていく。詰め寄る雪風、これはワンダー凌いだ、しかし再度詰め寄り。ワンツーで躱そうとするワンダー、しかし逃げ切れなかった。

 胴体をがっちりと抱え込んだ。低い軌道ながらも持ち上げた、頭の上を回して落とした。これで3-1、打撃、投げ、浴びせ蹴りと、多彩な攻撃を繰り出した雪風、これで見事な初戦の勝利を飾りました!

 堂々花道から退場し、雪風が退場致します。

 

第2試合

ワルー vs ワン美

 

 えー、なんだ。この第二試合なんですが、ワン美選手、仕事の都合で来られなくなったのだそうで…… なんでも、レスラーとモデル業を兼業しているのだそうで、モデル業が忙しいので来られないのだそうです。

 というわけで、急遽、近藤科学ロボスポットで試合を行い、そこから中継試合を行う、と言う事に。生中継となっております、と何度か言われております。

 ありがとう近藤科学! と実況席に言われている中、近藤科学からの中継映像が………… なにやら、なんだかテロップの画質がなんだかよろしくない生中継の映像が…… はい、映像ですね。映像が入りました。

 まずは選手の紹介画像。「極悪非道と言われているが、とくに悪い事をしたことがない」とたびたび言われるワルーの紹介に、続いてワン美の紹介が。「去年最高試合に選ばれて…… どこで紹介されたんですかそれ」。グラビアレスラーと紹介されました。最近は若干多いそうです。

 さあ、まずは両選手の紹介、ワルーとワン美の紹介、ここではソウガがレフェリーです。いい音してるなあ。

 さあ、試合開始。と言うか、ライブって書いてますがこれ……。おっと、ワン美がいきなりレフェリーに絡んでいく、ワルーがちょっと浮いている感じ、ワルーがレフェリーに積極的に絡んで行きます。そっちにずっと絡んでいます。割り込んだワルーに背後を見せてしまう。

 ソウガが狙われている、背後から薙ぎ倒された、ワン美が後頭部を殴り倒される、そのままバックへ、後ろにつけていますが、これはワルーが掴んで…… スカートめくり! 長い! そのままホールドの姿勢。「やっと悪い事しましたよ!」そういう評価なんでしょうか。

 さあワルー長い爪を打ち出しての突き、これはワン美、若干遠いか。距離を調整する、ワルー棒立ち。蹴られた。ワンツーで反撃するワルー、当たった。当たるとさすがに重い、ワン美が倒れた。プロレスルールなのでダウンは取られない。

 倒れて、と言うか、もたれかかりつつキックを入れるワン美、またのしかかった。あ、掴んだ、ワルーが横倒しに倒した。

 ここで解説。ワン美がサングラスを外すと動体視力が上がるけど、体力を消耗する…… とか言われている内に、フォールするワルー、ワン美、2カウントそこそこで躱した。なんか一瞬画面が飛びましたが、気のせいですよね。ライブですし。

 さあのしかかった、脚を開いた恰好で起き上がるワルー、左右に躱して行く、ワルーのパンチ、今度は側頭部に入った、ワン美が倒れた、サングラスを震わせながら起き上がった。歩くとサングラスが揺れているぞ、フックを貰って倒れた。

 リーチの長いワルーのパンチ、連続して貰うワン美。ぴきーん、と言う効果音とともにワン美のサングラスが上がった。ワルーのワンツーを左右にかわしていくワン美、躱す、躱す、躱す、あ、当たった。真正面から貰ってワン美が倒れた。

 また移動しざまに貰って後ろにダウン、ワン美スリップ。大丈夫なんでしょうか。左右にかわす、ワルーが詰めていった、後ろを取った、真後ろを取って掴んだ。ワン美後方に後ろ蹴り、真後ろに股間キックを入れて、ワルーから離れる。リプレイが出ました。金的蹴りです。

 復帰したワルー、後頭部を突き、起きたところをさらに薙ぎ倒す。ワン美が起き上がるところを狙われ、つぎつぎ叩き倒されています。ちょっとサングラスがずれてしまっています、ワルーが背後に入った、再び背後を取った。持ち上がった、ぶんと振り回して頭から落とした!

 完全に投げきった、ワン美が頭からマットに突き刺さってそのまま止まった。くの字に折れ曲がって安定したワン美、あ、これはだめだ。立ち上がったもののダウン、ワルーが踵落としをぶつけて沈める、痙攣したワン美。ワルーがのしかかっていった。フォール、カウントが入る、これはさすがに弾き返せない。

 このまま3カウント、試合終了。再びリプレイが入る中、第二試合、これにて終了となりました。

 

 事情のわからない方の為に補足しておきますと、つまりその、これって録…… まあ、わかりますよね。うん。リプレイとか入ってますし。

 

第3試合

ゼルファー vs おさる

 

 さあ、第三試合はバチバチの格闘技ルールに戻りますよ。

 オレンジ色のフレームがライトにまばゆい、おさるがまずはリングに登場。続いて青く輝くゼルファーも、軽快にリングに登場だ。最近勝ち星に恵まれないと言うゼルファー、どういう戦いを見せるでしょうか。

 まずは横向きに突き、そして引き落としの掴みを繰り出すおさる。ゼルファーは足下に打撃を貰う、これはスリップ。ちょっと距離を取って、両者詰めた、立ったままの連打から、しゃがんでの引き寄せに変えたおさる、テンポのいい攻撃、後ろに回り込んだゼルファー、ワンチャンスに打撃を入れて1ダウン。1-0。

 さあ再開、引き寄せに行った、ゼルファーの腕に引っかかりかけるがこれは抜けた、ゼルファー、横歩きでおさるの攻撃を抜けていく、ひたすら旋回して大きく動いていくゼルファーにおさるが掴みかかりに行く。投げが崩れた攻撃ながら、引っかけて倒し、これで1-1。

 さあ、まっすぐに押して行くおさる、ゼルファーは躱して行きつつカウンターに賭ける構えか。おさる旋回して詰めていく、ゼルファー腕を繰り出した、これは投げか、伸ばした腕が引っかかって崩した、ダウンか。カウントに入った。あー、倒れたまま手をふってもがくゼルファー、客席からのゼルファーコールで起き上がった。さあ、突っ込んで行った、これはおさるからダウンを奪った。2-2。

 左に右に旋回しつつ、距離を詰めていくゼルファー、のしかかった、これは膝に引っかかりかけますが、抜けた。堪えた。左右にスライドして距離を伺う、おさるが近くに寄った、攻撃、これはスリップ、なにかちょっと落ちたぞ。

 ロープに突っ込んで戻ったおさる、ここで待ち構えていたゼルファーと激突、これをゼルファーがのしかかって倒し、これが3ダウン目!

 

 ゼルファー、おさるを下し、不振に光明を抱く待望の勝利。

 第三試合終了となりました。

 

第4試合

時間差バトルロイヤルマッチ

 

 さて続いては第四試合! この試合、これまでの試合とは形式が異なり、時間差の勝ち抜き戦。2体からスタートして徐々に徐々に選手が追加されつつ、リングから転落するまで落とし合いを行い、最後に1体が残るまで続ける、と言うランブルルールとなります。

 ちなみにこのランブル、多脚ロボットも参戦するとのこと。ひっくるめて7体のロボットが登場するのだそうです。リングからロープが取り外され、いよいよ試合開始です。

 

 オリエンタルなミュージックとともに、最初の選手が登場。……なんでしょう、これは。黒髪の日本人形がリングに上がってきました! 選手名はカズゴン…… カズゴン……? しばらく見ないうちに、なにやら大変なことに……。

 さて、続いては…… 来た来た来ました、できんのか!のアイドル、流血仮面がやってきた! いきなりあおむけに倒れた! さすが!

 さあ、まずはこの2機で試合開始。いきなり至近距離から、首を横に振る流血仮面、なにか嫌がってますけど、カズゴンは着物を翻してのパンチ、流血仮面が倒れた、バランスを崩してカズゴンも仰向けに、なにやら頭がちょっと上を向いてて恐いんですが、両腕を繰り出す両者、背中合わせに踊っているような恰好ですが、残り3秒。続いての選手が登場。3番手、ブラックタイガー45!

 来ました、多脚も多脚、五本脚の変則機体が登場。頭と言うか脚と言うか、そういう器官を繰り出しながら、流血仮面に絡んでいった。仰向けに倒れた、大変だ。カズゴン、仰向けに倒れて首が。あわてて被せる、首が取れてしまった。首がない状態になってしまったカズゴン、起き上がった。

 ここで続いての登場は…… ポキポキ? え? 巨大なクローと車輪で起動するかわロボ、ポキポキが登場!

 ブルドーザーのような猛烈な突進で流血仮面を突き落とした、首が取れたカズゴンが倒れて動かなくなってしまった、レフェリーがチェックに入るところに、ブラックタイガーが突き落としに入る、さあ、動きが止まって待ち構える。

 今度は誰だ。あー、キョンキョン仮面だ!

 そうこうしているうちにカズゴン落下、さあキョンキョン仮面、横を向いた状態で跳ねながらリングへ向かう、中央では多脚同士の試合、ポキポキ猛烈な勢いで押し切って、ブラックタイガーが落ちてしまった。

 さあ、リングの上にキョンキョン仮面が上がって来た、両腕のダクトファンが激しく回る。しゃがんで風を吹かす、観客席まで風が飛んできた、猛烈な回転でポキポキを若干後退させつつ、その場で高速スピン。

 そしてさあ、音楽というかナレーションとともに、列車が入線…… あれ、垂れ幕が下がってしまった。山手線が入れない! 車両の整備不良で発車できないって! BGMに流れた曲にやりどころは。いや大丈夫か、入って…… こなかった。山手線、花道で落ちてしまった。

 さあ続いての選手、いやその前に、あーっ、猛烈な勢いで風を起こしたキョンキョン仮面、リング際ぎりぎりでエアブレーキ立ち止まる。そして最後の選手も登場! これは! 六脚に車輪装備、多脚ヴァンガが登場だ! エアスライディングで稲妻を描き、リングを飛びかうキョンキョン仮面、押し合い、ポキポキとヴァンガの押し合いだ。これは、向きを変えられたポキポキ、後退させられてしまい、落ちてしまった。

 キョンキョン仮面とヴァンガが中央でぶつかり合い…… あ、あれ!? リングに再び選手登場の合図が。もう打ち止めのはずですが。

 流血仮面がピンク色になってまたリングに上がってきた、腰振ってますけど、どうなってるんでしょうか。背中から高速スピンを繰り出される、流血仮面はさすが崩れないか、体当たりに行ったキョンキョン仮面、ジェットを噴射していく、これは効いた! くるくるっと回って流血仮面が崩れ、スピンしたキョンキョン仮面もねじ切れるように倒れてしまう。

 ヴァンガにぶつかっていくキョンキョン仮面、またなんか曲が! またカウントダウンが入って、えーっ、また流血仮面!? もう一機流血仮面が上がってきました! 赤い流血仮面がリングに登場だ、いますごい風がきた、流血ピンクが薙ぎ倒される、滑りつつ、なぎ倒しに入るキョンキョン仮面。そのわきで流血仮面と流血仮面がなにやら打ち合わせを…… 二機で腰振りダンス。首を横に振ってます。蹴られている、なんでしょう、なんの打ち合わせだったんでしょう。ヴァンガはコーナー、動けなくなってしまっていたか、レフェリーの指示でヴァンガが退場。

 キョンキョン、その場旋回で高速スピン、勢いに押されて流血レッドとピンクが倒れる。スライディングで突っ込んで、流血レッドが位置を狙われ倒される、ピンク起き上がれない、そこに突っ込んで行ったキョンキョン仮面。「なんていうことでしょう、手元の資料が飛ばされました!」と松田さんまで吹っ飛んで動揺しているうちに、流血ピンクもリングがら転落。持ち出された担架で運び出されていく。

「あ? あれ? これで終了でしょうか……?」と言う事で、これにて試合終了。

 この変則マッチを制したのはキョンキョン仮面。早すぎるがゆえの自爆の危機を克服し、ランブルの最終勝者となりました!

 

 ここでちょっと長めの休憩が入ります。

 30分の休憩のあと、後半戦は18時50分からの開始となります。

 

ロボットプロレス「できんのか!10」観戦記【第五試合~メインイベント】

 さあさあ、休憩の後は後半戦です!

 ゴングとともに後半戦、リングの上はすでに鉄線が巻かれ、いわゆる祝い樽というか爆発物が設置されている電流爆破デスマッチの様相です。

 

第5試合

くまたろう vs キングカイザー

 

 さて、復帰戦を行ったくまたろう、再び持病の腰の悪化で今回引退する事に。そしてその相手として名乗りを上げたのが、あのキングカイザー。ザ・グレート・キングカイザー、鉄壁の皇帝キングカイザー、なんとできんのかのリングに登場。いいんでしょうか色々と。

 試合の方法は、松田さんが一息で言い切りました、ノーロープ有刺鉄線電流地雷爆破時限爆弾デスマッチです。

「どのくらいの電流なんでしょうか」「何万ボルトもの電龍が流れております」 さらっと流すTOBBYさん。

 試合開始から4分で時限爆弾のスイッチが入り、そこから3分で時限爆弾が爆発する、と言う、とにかくいろいろ爆発するこのルール。いよいよ両者入場です。

 

 おおー、キングカイザーのテーマだ! え、これってロングバージョン!? さあ、テーマソングだ、赤い光がリングを照らし、まばゆい後光とともに、キングカイザーが花道に上がってきた! あっと、いきなりちょっと転倒していしまいますが、来ました、キングカイザーだ! 大きく腕を振り上げて、キングカイザーが堂々リングに上がってきた!

 さあそして、こちらもやってきました。音楽とともにくまたろうが現れた! 片腕を突き上げ、さあリングに入ってきた。両腕を突き上げてアピール。

 さあ花道が外された。退路が断たれ、試合開始だ!

 開始直後、まずは一礼したくまたろう、まずは下がった、中央へ寄っていく。慎重な攻め、くまたろうは左右に振りつつ動き続ける、キングカイザーは中央に陣取った、さあ、くまたろうがくるくると周りながら様子を伺う。

 接敵した。真横にとらえた、パンチ、まずは軽々と倒されたくまたろう。立ち上がった。さあこい、と挑発するキングカイザー。あ、膝をゆるめ、姿勢をゆっくりと落とした。これはおもしろい動きだ。ああ、姿勢を低く調整してのワンツー、くまたろうがうつぶせにスリップ、寄っていく、横へのパンチ、キングカイザーが向きを変えて、正面を譲らない、パンチ、ワンツー、蹴った、くまたろう、しかしこれは貰った、横に薙ぎ倒されたくまたろう。

 姿勢をキングカイザーが調整してきた、ちょっと下がった、キングカイザーがロープ際ぎりぎり、あっと、これはどうだ、くまたろう、浴びせ蹴りが不発してしまった。後ろ向きに接近、回転キックがヒット、キングカイザーが下がってロープに触れる。電流がついた、これはダウン、クラッカーの爆破煙が上がってキングカイザーが倒れた。

 仰向けに倒れたキングカイザー、苦しんでいる、カウントを入れているレフェリー、立ち上がれるか、起き上がってきた、あー、8カウントで置きあがった。火薬の匂いが漂って来ます。

 再開、中央で睨みあった、横に立ったところを、薙ぎ倒されるくまたろう、近付くとまずい、近距離で攻撃に巻き込まれて、横にころりと転倒する。さあ、正面を向き直った、キングカイザー中距離、ちょっと下がりすぎたか、くまたろう、横突きで押して行く、押しこまれたキングカイザー、逆サイドの電流を貰ってしまう。

 うつぶせに倒れるカイザー。重い足首をぶつけ、猛烈な音を立てて仰向けに転げ直す、レフェリーまで勢いで倒れている、このストンピングには定評がありますからね」、と言われるくまたろうのストンピング。そうこうしているうちに立ち上がったキングカイザー、その目の前で左右に腕を振って、なにやらウェーブで踊るくまたろう。高く拳を突き上げたキングカイザー、拳を固めて真上から逆落とし。もろに脳天に貰ったくまたろう、リングから転落した、地雷がはぜた! くまたろうが復帰と同時に、時限爆弾のカウントが始まります。

 うつぶせに倒れたカイザー、その立ち上がりに絡んでいくくまたろう。巻き込まれてエルボー気味に倒される、これはなんだ、くまたろうが背中を見せたところに、カイザーがしゃがみこんで回転パンチ。倒れるくまたろう、また後ろ向きに接近していく。

 今度はどうだ、投げの構え、くまたろうの胴体を抱え込んで投げかけるが、これは投げる最中で抜けてしまった、すっぽ抜けたところで分けて、試合再開。

 両者仰向けに倒れたところから立ち上がる、時間は爆弾まで1分30秒、先に立ち上がったのはカイザーだ。後ろを見せるくまたろう、カイザー、様子をうかがう、位置を取った、これは掴む姿勢だ、両腕を上げてしまった、仰向けに倒れるくまたろう。

 突撃していくカイザー、くまたろう、背後を見せたまま動けない、これは掴んだ,大きく投げ飛ばした。頭上を半回転して放り出され、逆側のロープまで一機に投げ飛ばされたくまたろう、ロープまで投げつけられた投げっぱなしジャーマン、電流爆破に引っかかって火薬が爆ぜる。

 カウントが入る中、カイザーは立ち上がり、すでに勝利の名乗りの構え。カウントが入った、これは置き上がった、くくまたろうが起き上がったところに、ここで爆弾が爆発。大きな赤いテープがぶわーっとリングの上に吹っ飛んでいく。一部が飛び過ぎて、照明に日かかるほどの爆破!

 レフェリーまで巻き込んで両者ダウン、カイザーとくまたろう、一度は起き上がりかけたが両者とも崩れている、もがくくまたろう、起き上がれるか。カイザーはゆっくりと動く、カウントは7、伸びていった、くまたろう、立ち上がった。

 あっと、これは! コーナーに台が出た! トップロープに登ったくまたろう、カイザーが真下だ、さあ、観客に拍手を要求したくまたろう、トップロープから落下、これがカイザーを直撃した!

 起き上がったくまたろう、カイザーも起き上がった、ストンピングで蹴り飛ばすくまたろう、両者中央に戻した。正面からの向きあい、ここでカイザー、大きく腕を振り上げて、再び頭頂部へと鉄拳一撃。これでくまたろう倒れた、倒れたところにカイザーがのしかかった!

 カウント1、カウント2。入った! 3カウント、これが決め手となり、終盤に猛攻を繰り出したくまたろうでしたが、キングカイザー、見事な勝利!

 キングカイザーのテーマが流れる中、抱擁する両者、とはいえくまたろうが次々倒れて仕舞うので、掴みにいくような恰好。両者固く抱き合っての結びとなりました。

 

 花道を引き揚げていくくまたろう、最後に花道で転落したりもしましたが、これにて終了となります。

 

第6試合

ナガレゴールド vs サンダーボルト

 

 さあ、続いてはできんのか名物のこのカード。まずは映像で、これまでのナガレゴールドとサンダーボルトの対決の歴史が語られます。

 もっともこれまではナガレゴールドの全勝で終わっているわけですが、えー、映像によれば、12月25日は機械の神の日なのだそうです。いろいろありますが、つまりサンダー様、勝たないと、カナダに帰って地道に働かないといけないみたいです。

 新たに身につけた必殺技は、「絹ごし豆腐や半熟タマゴでも粉々にできる威力」とのこと。なんて実証済みな説明。そんなわけで、新技サンダーエクスキューションを使って五度目のリターンマッチを挑むサンダー様と、特に説明はありませんが、従来通りのコンディションのナガレゴールドの対決となります。

 さあ、テーマとともにまずはサンダーボルトがリングに登場………… あれ、なんでしょう、頭になんか大きいものを乗せています。若干メガネくんみたいになっていますが、ボディチェックされてますけど、あれ頭もチェックしたほうがいいんじゃないかって気がしますが。さあ、続いてはファイアー! の掛け声とともに、照明に照り輝くナガレゴールドがリングに登場です。いつにも加えて、かなり輝いている。

 さあ開始、まずは中央で、かかってこいよ、とお互い挑発する両者。爪を広げて力比べの構え、両腕で突き、腰に突きを入れますが、パンチで仰向けに倒れたサンダー様、いきなり動かなくなってしまった、レフェリーを巻き込みながらいきなりフォール、レフェリーがカウントに入った。

 1、2、あっと、これはどうした、外した、レフェリーが外した、ちょっとチェック、置き上がった両者。横を向いた、左右に体を振るサンダーボルト。うつぶせに倒れたところにナガレゴールドがかがんで攻める。両腕突きを繰り出すサンダー、後ろに下がってかわしたゴールド。間合いをコントロールしている。

 腰に手を挙げてて威張るサンダー、両腕パンチに両腕チョップ。効いてないぞ、とアピール。再度、二発目のチョップ、これも効いてないぞ、とアピールするサンダー。三度目、これは倒れた、さすがに倒れた。あー、苦しんでます、大丈夫でしょうか。

 腕をふらふらささえています。しゃがんだ状態でばちばちとパンチで追い打ちを入れるナガレゴールド、ロープに腕を伸ばすサンダー、苦しんだが、これはロープに腕が届いた。ブレイクだ。

 さあ、両腕を突き上げて絶好調のナガレゴールドに、立ち上がって襲いかかるサンダーボルト。再び胸を張って立ちはだかる、両腕チョップ、連打、なおも効いていないぞとアピールするサンダー。しかし再びチョップの連打にダウン、仰向けに倒れた、動かないぞ、大丈夫か。再びフォールに入った、レフェリー、カウント2、腰を動かして姿勢を崩して逃れる、起き上がったサンダーボルト。

 さあちょっと弱っているか、若干弱まってきた。横向きに腕を突き出して突っ込んで行く、一回転、両腕突きを繰り出す、腰を崩されてナガレゴールドが倒れた。観客席にアピールするサンダーボルト、腰に手を当てているところに、ナガレゴールド、後ろからダブルチョップ。ちょっと横を見たあと崩れたサンダーボルト。

 さあ、中距離、挑発するサンダーボルトが腕を突き出し、そしてゴールド、この音、時報を繰りだした、松田さんが叫んでいます、観客席もいい吹っ飛び方、ほんとありがとうございます。さあ、カウントが進んでいく、カウント7、起きた。時報を食らって、サンダーが立ち上がった。

 正面からの睨み合い、ガードの構えで待ち構えるナガレゴールド、これは! 両腕を突き上げてのダブルチョップの構えに、こちらも両腕を突き上げた構えで一瞬対峙、サンダーボルトの頭がが爆ぜた! これはサンダーエクスキューションだ!

 ナガレゴールドがダウンし、サンダーボルドが観客席に威張っている間に、ナガレゴールドがパネルとこっそり入れ替わります。これは…… サンダーボルト、襲いかからない。ナガレゴールドがパネルに入れ替わっている事を、サンダーボルトがレフェリーにアピール。これは本体ではない、と言うアピールです。どうなるのか、ええと。カウントが始まった。つまり、パネルだから本体はいないので、とにかくリングアウト、と言う事になったようです。リングアウトのカウント、カウントが進む。18、19、ここまで来た。

 お、ファントムがカウントを取る腕が、ロープに引っかかって止まった。この間に、ナガレゴールドが戻ってきた!

 肩で息をしているナガレゴールド、これはどうだ、リング中央、サンダーが屈んで頭から突撃、ロケット頭突き、突進技スピアーだ。これはナガレゴールド、正面から突撃を食らっては倒れてしまう。

 仰向けに倒れたナガレゴールド、サンダーボルトも、もがきつつも起き上がった、肩で息をしつつナガレゴールドに寄っていく、肘を突き出して崩れるようにフォール、これは3カウント!

 このカード、5戦目にして初めてのサンダーボルトの勝利となりました。

 

 さあ、リングの中央出睨み合った両者、一礼するサンダー。右腕を繰り出し、リング中央で握手する両者。これでこの試合…… あれ、どうしたんでしょう、ナガレゴールドが両腕を突き上げてる、サンダーボルトが倒れてしまう。

 担架が持ち出され、そのまま運び出されるサンダーボルト。呆然とした背中を見せるナガレゴールドをリングに残し、この試合は終了となりました。

 

 運び出されたサンダーボルトの様子は気になりますが、ナガレゴールドが退場。これにてセミファイナルマッチ終了となります。

 

メインイベント

サアガ vs モンスター

 

 さあ、メインイベントを控えて、まずはサアガの紹介を兼ねて、これまでの経緯の映像が会場に流れます。

 サアガがチャンピオンながらもメインイベントを張れない、と言う事情から、メインイベントを直訴。いろいろあって人気登場が行われる事になり、その大会で、まさしくぶっちぎりの一位優勝を果たしたサアガ。

 しかし本気のサアガはあまりにも強すぎた。がっつんがっつん投げつけ続けるその様が、あまり強すぎるがゆえに、対戦相手がなかなか決まらないと言う有様に。

 そしてとうとう決まった相手が、モンスターと言うわけです。会場にはサアガが投げに投げて、場外まで投げ落として決着、と言うビデオが流れました。被害者はナガレゴールドです。

 

 さあ、関東ロボットヘビー級のベルトを賭けたこの試合。この試合は格闘技ルール、3ダウン先取決着で行われます。

 まずはモンスターの入場。不気味なBGMとともに、おお、来ました、でかい。ゲートよりも大きい、入りません、かがんで潜って、そして起き上がった! これはでかい、……これ、しかもでかいほうのモンスターだ! のっしのっしと睥睨し、リングへと入ってきた! 腕の長さもとんでもない、レフェリーのファントムが小さく見えるサイズです。

 さあ、続いての登場は、関東の王者、あらゆるものを掴んで投げるサアガが登…… あれ、ベルトは? ちなみに、ベルトを巻いていないのは、家に忘れてきたのだそうです。「家に忘れてきたそうです。ほんとの話です」 えー!?

 ベルトがないわけですが、タイトルマッチ宣言をかまわず行います。ミステル・タマオ総統の宣言。「チャンピオンベルトの返還もできないわけですね」「じゃあモンスターが勝った場合は後日郵送かなんかで」 あらあらこらこら。

 

 さあ、名乗りを上げるモンスター、そして胸を反らして片手を上げるサアガ。さあ、試合開始。

 のしのしと距離、鋭い突き上げを繰り出すモンスター、いきなりサアガは攻撃位置から掴みのモーション、これは吹っ飛んだ! 迎撃されて沈んだサアガ、これはダウンだ、再度突撃、これは…… 今度は投げた! 脚を掴んで引きずり崩した、しかしモンスターの巨体はロープに引っかかってダウンにならず。これはサアガのみダウン、1-0。

 さあ、しゃがんだモンスターをサアガ掴んだが、これは抜けてしまった、若干持ち上がったが、倒せなかった、これはすっぽ抜けた。

 モンスター両腕を大きく振り回してのハンマーフック、しかししゃがんだサアガはその下を潜り抜ける、寄せて掴んだ、横にずろっと滑ってロープに絡んだモンスター。

 大きな横薙ぎ、間合いの外ぎりぎりで待ち構えるサアガ、後ろに回った、モンスター後方への攻撃、これはかいくぐって掴んだ、しかし凌いだ。

 さあ、離れた、一寸降着、パンチで牽制するモンスター、横へとダッシュざまに片膝を掴んだサアガ、片足を抱え込む、これは崩れはしたが、スリップ。

 いったん遠くに離れ、駆け寄るサアガ、これは! 隙を見て抱え込んだ、片足を抱えて持ち上げ、うつぶせに崩した、鋭いタックルのような崩し、これで1ダウン!

 立て続けに駆け寄って崩すが、これはロープに引っかかってしまい、ダウンとならず。モンスター、投げられても機体が大きすぎ、ロープに引っかかってしまう。駆け寄るサアガを迎撃するモンスター、がちっと言う音、真っ向に貰い一瞬停止するものの、サアガ凌いで倒れない。

 正面から掴むが、崩しきれないか。斜めにダッシュ、駆け寄りざまに脚を掴む、これは崩したが、しかしロープに絡む、ブレイク、サアガが狙う、狙い続ける。駆け寄られれたところをしゃがんで躱すモンスター、正面から行った、これも掴んだが崩せなかった。あれ、ええと。有効だったようです。モンスターが2ダウンか。その間、のしかかって止まってしまったモンスター。リングにからまってしまった。

 さあ分けた、試合再開。モンスターの先程のはダウンとなったようです。1-2。あっといきなりモンスター、吹っ飛んでロープに絡まってしまう、立ち上がった。ファイト。

 横向きの睨み合い、サアガが隙を伺う、前に出た、躱した、持ち上げる、サアガがうまいところで躱して行く、これはどうだ、脚を掴みかけたが、腕が抜けてしまった、ブレイク、両者分けた。

 さあ、離れた、サアガが様子を伺う、モンスター、ちょっとよろけたか、大丈夫か。あっと、強く当たった、膝を両方から抱え込んだが、これはすっぽ抜けてしまう。大きさ的に両足を抱えるのは辛いか、不発が続く。しかしモンスター、大丈夫か。足下がちょっとおぼつかない。

 回転パンチ、ロープを巻き込んで移動してしまうモンスター。さあ、中央に寄っていく、サアガ、掴みに行った、ちょっと抜けてしまったか。大丈夫か、モンスター安定していないが、掴んで崩す、これはダウンだ! 膝を掴んで浮き上がり、仰向けに倒れたモンスターを掴んだまま。まるでモンスターの上で倒立するような構えでサアガが仰向けに崩し、これで3ダウン! サアガの勝利となりました!

 よろけながら、花道を後退していくモンスター、片腕がいつのまにか不調だったのか、左腕をだらりとさせたままの状態のサアガ。腕をぶら下げつつ一礼し、これで試合終了となりました。

 ちなみにここで記念撮影が行われるはずだったんですが、ベルトがないのでパスされると言う事に。

 

 さて、これにて試合は全試合終了。

 引き続き、くまたろう選手の引退セレモニーとなります。

 

 後光とともに、くまたろう選手がリングに登場。ゆかりのある方々より、記念品の贈呈。白風さんより花束、総統より記念パネル、そしてザ・グレート・キングカイザーの丸さんより記念品の贈呈。きちんと二人同時にお辞儀をしての贈呈。

 そして略歴の紹介が行われます。テンカウントゴング、そして最後のくまたろうコールとともに、くまたろう引退式が終了となりました。

 

 さて、エンディングの映像が終了したところで……。おっと、なんだ、トコトコ丸が飛んできた! 飛んでる飛んでる、リングの上を。トライコプターにぶら下げられたサンタ姿のトコトコ丸が、飴をばら撒いて飛び去っていきました!

 

 リングの脇に飛び去って行き、これにて全プログラム、ほんとに終了となりました。

 

 できんのか!10終了により、これにて2011年のロボットイベントは、ほとんどすべて全て終了となりました。

 ROBO-ONEの延期にロボコロッセオに、色々なことのあった2011年ですが。皆様、お疲れ様でした。

 

 年始のロボットイベント、まずは、新春チキチキロボマッチ。そしてブディストホールのザンナ・ビアンカ試写会に、ロボットジャパン3rdにKONDO BATTLEと、一月はしょっぱなから盛りだくさんの展開。

 そんなこんなで、皆様、来年も宜しくお願い致します。というわけで、できんのか!10でした。